日本と米国の安全保障における同盟関係は、長年にわたり東アジアにおける平和と繁栄の礎となってきました。ロッキード マーティンは、日本の企業との協業を通じて最先端のテクノロジーやイノベーションを提供し、この同盟関係に寄与することで、日本とその関係諸国の将来にわたる繁栄に貢献しています。
日本企業とのパートナーシップを通じて産業界と協力し、国内産業の広範囲な関与、技術移転とワークシェアに十分に配慮しながら、低リスクで実績のある最高価値のソリューションの実現を追求してまいります。以下は主な事例です。
- F-35: 最終組立て・試験施設である名古屋FACOを使用し、日本のF-35戦闘機は国内で組み立てられ、納入されてます。
- ヘリコプター: ロッキード マーティンの関連会社であるシコルスキー・エアクラフト社は、三菱重工とこれまで65年間のパートナー関係にあり、防衛省向けヘリコプターを提供しています。シコルスキー社からのライセンスのもと、三菱重工は累積550 機を超える防衛省向けヘリコプターを生産してきました。
- 戦闘システム: イージス戦闘システムは、これまで25年間以上、日本のこんごう型護衛艦とあたご型護衛艦に海上、経空、水中の脅威を探知する先進の能力を提供してきました。ロッキード マーティンは今後も戦闘システムの提供を継続していきます。
ブラックホーク
現役で活躍しているのは UH-60J や UH-60JA 部隊などのシコルスキー H-60 ブラックホークのシリーズ機です。主に捜索救難用途に UH-60J を、またUH-60JA型を多用途ミッションに運用しています。
シーホーク®
日本はSH-60J/K 型のヘリコプターも運用しています。主な用途は対潜哨戒用ですが、H-60の全シリーズ機は長年にわたって自然災害の際の人命救助用として日本で高い評価を受けています。H-60 型ヘリコプターは包括ライセンス契約のもと三菱重工が製造や調整、メンテナンスを行っています。三菱重工は防衛省向けの各型の設定とメンテナンスを実施しています。
武装型ブラックホーク
現役で活躍しているのは UH-60J や UH-60JA 部隊などのシコルスキー H-60 ブラックホークのシリーズ機です。主に捜索救難用途に UH-60J を、またUH-60JA型を多用途ミッションに運用しています。
ロッキードマーティンの日本におけるSTEM(科学・技術・工学・数学)教育プログラム
ロッキード マーティンは、教育への投資が企業と社会両方にとって重要であると認識しており、パートナーと密接に協力することで、産業と教育機関等のコラボレーションを強化するとともに、日本におけるSTEM(科学・技術・工学・数学)人材の育成を進めていきます。
ロッキード マーティンは、年2回開催されるモデルロケット全国大会および、モデルロケット国際大会につながるロケット甲子園を協賛しています。また、それぞれの大会において大学生以下上位3チームに奨励賞を贈るほか、最優秀女子チームにロッキード マーティン賞を授与しています。
2016年10月に始まったSTEM教育プログラム「Girls’ Rocketry Challenge」は、学校で学んだ知識を教室外の環境で応用するため、実践的ツールとしてモデルロケットを活用することで、女子学生がSTEM(科学・技術・工学・数学)分野においてそれぞれの好奇心を追及できるようサポートすることを目指しています。プログラムの第1期は関東地方の学校に限定して実施され、第2期からは対象を全国の学校に広げて展開しています。このプログラムは、日本でモデルロケットの工業規格を設定する特定非営利活動法人日本モデルロケット協会、および科学教育会社であるリバネスの協力のもと実施されています。また、2018年にはプログラムのサポーターに千葉工業大学を迎え、プログラムの参加者が今後ロケットサイエンスを学習していく際のさらなる指導を受けられるようになりました。
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